恵庭市について

恵庭市

概要

北海道恵庭市

恵庭市は北海道の西中央部、北海道の空の窓口である新千歳空港のある千歳市と、札幌市との中間に位置しています。
市の西部恵庭渓谷から流れる漁川、ラルマナイ川が流れていることから水源が豊富であり、穏やかな気候風土であることから豊かな自然環境が特徴で、市民主導で発展した「花のまちづくり」は平成27年に第26回緑の環境デザイン賞国土交通大臣賞を受賞するなど高い評価を得ています。
市内ではこれらの特徴を活かした農業や食料品製造、「花のまちづくり」を活かした観光事業等が盛んであり、恵庭市ではこれら豊富な特産品の付加価値向上のための恵庭市農商工等連携推進ネットワークを設立し、地域資源を活かした産業間連携によるサービスの開発、販路拡大などの取組を支援・推進しています。

スノーフェスタ
スノーフェスタ
恵庭シーニックナイト
恵庭シーニックナイト

特産品

えびすかぼちゃ

恵庭が道内初となる「えびすかぼちゃ」の栽培を開始したのは昭和39年のこと。昭和43年に栽培品種を「えびす」に統一後は、道外への出荷を積極的に展開しました。平成18年、道と川の駅「花ロードえにわ」のオープンを機に、えびすかぼちゃ100%のペーストをはじめ、「かりんとうかぼちゃ饅頭」、「かぼちゃプリン」などの商品が誕生、同所での販売を開始しました。恵庭の「えびすかぼちゃ」は、高い糖度と、蒸した時のホクホク感、鮮やかな黄色い果肉が特徴です。

えびすかぼちゃ
えびすかぼちゃ

加工用トマト

恵庭市はサラダなどで使われる生食用ではなく、加熱することによって旨味が出る調理用トマトの道内有数の生産地です。その中でも余湖農園で生産される調理用トマトは年間で116トン、道内では第2位の生産量で、そのほとんどが道外の企業に出荷され、ホールトマトに加工されています。恵庭でもトマトの加工品を作りたいという想いから、恵庭市農商工等連携推進ネットワークによる「調理用トマト絶品開発プロジェクト」が発足したのは2014年のこと。余湖農園の調理用トマトをベースに企業との共同開発によって、さまざまな商品が誕生しました。

恵庭農畜産物直売所 かのな
恵庭農畜産物直売所 かのな

ゆめちから

恵庭市の地元産小麦「ゆめちから」は、JA道央管内の同小麦収穫量の約2割を占めています。恵庭市農商工等連携推進ネットワークでは、加工適正に優れ超強力小麦という「ゆめちから」の特性に注目し、「小麦ゆめちから研究会」を立ち上げ、産学官が一体となって麺やパン、菓子などの商品開発を推進しています。

ゆめちから圃場
ゆめちから圃場